7月に入ってから気温の高い日が続き、熱中症で病院に運ばれる患者数もうなぎ登りです。
脳梗塞は、寒い冬に起こりがちと思いますが、症例数を見ると夏が最も多く発症しています。
熱中症と脳梗塞の症状は酷似しており、夏こそ脳梗塞対策が必要なんです。
汗をたくさんかく夏。熱中症によく似た「脳梗塞」に注意
夏は汗をかいて体内が脱水状態になりやすくなります。水分補給が絶たれると、血管内の水分だけが失われ血液成分が濃縮され流れが悪くなります。
この状態が俗にいう「血液ドロドロ」状態です。血液がドロドロになると血液の固まり「血栓」ができやすくなり脳梗塞の危険がぐ~んとアップします。
特に65歳以上の高齢者は、気温が30℃を超えると死亡率が上昇しはじめ、32℃を超えると死亡率が1.66倍に急増するので注意が必要です。
屋内でも脱水症状に
暑い屋外での活動が脱水症や熱中症を引き起こすと思いきや、屋内に居ても脱水は起こります。
デスクワークなら汗をかかないから大丈夫と思いがちですが、エアコンの影響で湿度が下がると体内から水分が蒸発し夏でも脱水が起こります。
熱中症と脳梗塞の症状は似ている
脳梗塞と熱中症の症状は良く似ています。冷や汗やめまい、ふらつき、倦怠感などは熱中症だと考えられますが、実は脳梗塞や心筋梗塞だったと言う例があります。
熱中症と勘違いし、適切な治療が遅れたため後遺症が残ってしまうこともありますので油断は禁物です。
納豆のネバネバ成分「ナットウキナーゼ」で健康管理
熱中症や脱水症による血液ドロドロには、水分をこまめに摂ることが大切ですが、その他には、納豆のネバネバ成分「ナットウキナーゼ」が有効とされています。
ナットウキナーゼは、血栓のみを特異的に溶かす性質を持っているほか、本来人体に含まれている血栓溶解酵素の働きを促進する作用もあり、血栓症の予防に最適です。
ナットウキナーゼなら、抗血栓薬で有名な「ワルファリン」の効果を打ち消す「ビタミンK」が含まれていないので、安心して摂ることができます。
たくさん汗をかく運動をする前にナットウキナーゼを摂取すると、血液サラサラの状態を保ってくれると言うデータもあります。(東京医科大学 浜岡隆文教授談 日本経済新聞より)
脳梗塞は、汗をかくと言う日常生活の中に潜んでいます。
ナットウキナーゼの効果
最近の研究で、ナットウキナーゼは1回の服用でも血栓溶解の効果を発揮すると言うことが示されました。さらに、脳梗塞などの患者ではなく、健常者が服用した場合でも効果が確認されたため、ますますナットウキナーゼの血栓溶解作用に期待が高まっています。
ナットウキナーゼとDHA・EPAはサプリメントでも摂取できます。