オメガ3も摂れ、悪玉コレステロールを減らし、認知症も予防すると言う岩手県の魔法のパウダーと呼ばれているものがあります。

それが、くるみパウダーです。

オメガ3は、青魚の油であるDHAや亜麻仁油やエゴマ油、クルミやアーモンドなどのナッツに多く含まれ健康に良いと言われる油です。

亜麻仁油やエゴマ油は、酸化しやすく、熱に弱いので生でかけて食べるのが良いとされています。

オメガ3は、普通の油と違って意識して積極的に摂らないとなかなか摂るのが難しい油です。

そんなオメガ3を多く含む食材の中の【くるみ】に着目した郷土料理が、岩手県のちょい足し調味料「くるみパウダー」を使ったお料理です。

岩手県は、くるみがごちそうだったので、今でもおいしいものを食べると、「くるみの味がする」と言うそうです。

くるみパウダー

ここでは、「主治医が見つかる診療所」で紹介された「くるみパウダー」の作り方と食べ方をお伝えします。

くるみパウダーの作り方

  1. くるみを割り、中のくるみを取り出します。
  2. 取り出したくるみをすり鉢ですりつぶします。

すり鉢ですりつぶすのが面倒な場合は、フードプロセッサーを使うと簡単です。

これで、くるみパウダーの出来上がりです。

パウダー状にすることで、表面積が増えるため、くるみの栄養価の吸収率がよくなります。

このくるみパウダーを使って「ちょい足し調味料」を作ります。

調味料 くるみダレの作り方

くるみパウダーに、塩水と砂糖を加え、しっかりと混ぜ合わせると、とろみのある「くるみダレ」ができます。

このくるみダレを、お餅につけたり、サラダにかけてドレッシングの代わりにしたり、みそ汁に入れたり、お浸しにかけたりします。

なんでもかけて食べられ、味も甘くておいしいので、これはおススメですね。

血圧を下げるカリウムと抗酸化作用のポリフェノールたっぷり「柿酢」

老化を予防する抗酸化作用の王様と言えば、ポリフェノールですよね。

そんなポリフェノールがたっぷりで、血圧を下げる効果のあるカリウムも満載の調味料があります。

それが、柿酢です。

柿のポリフェノールは、柿に含まれるタンニンです。そして、柿酢の色は、柿のポリフェノールの色なのだそうです。

柿酢

高血圧は動脈硬化をもたらす大きな原因になりますよね。

ポリフェノールは高い抗酸化作用で老化を予防し血管の若さを保つ働きがあります。

この柿酢は、色々なお料理にちょっと足すだけで、効果が期待できるそうです。

ここでは、主治医が見つかる診療所の番組内で紹介された【柿酢】の摂り方をお伝えします。

柿酢の摂り方

  1. 柿酢と蜂蜜を大さじ1ずつ、それをお湯150㏄に溶かして飲みます。
  2. 牛乳に柿酢と蜂蜜を足すと、ヨーグルトドリンクのような味わいになります。
  3. 焼酎の水割りに柿酢を大さじ1杯たします。味がまろやかになります。

ある病院の調査では、毎日柿酢を20ml、3か月摂り続けた結果、平均で、上の血圧が6.9、下の血圧が4.0下がったという報告があります。

そのほかにも、体重が減った、便通が良くなったと言う嬉しい報告が多数あったそうです。

これらの調味料は、毎日の食事にちょっと足すだけで健康効果が期待できるものです。

血管のプラークが気になる方や血管の硬さが気になる方は、さっそく実践してみてくださいね。